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イラストレーターの名刺ってどんな感じ?|私の名刺紹介|デザインする時に意識したことなど。

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みなさんこんにちは〜*
イラストレーターのyuca spinnerです。

コロナ禍も落ち着きお仕事でも対面になることが増えてきた今、まさに「名刺を作ろうかな」と悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。

私の名刺は割と良い反応をもらえることが多く、名刺をきっかけに会話が弾むこともあり、なかなか良いデザインなのではないかと自負しております・・・!

そのため、今回は私の名刺を紹介させていただきます。

といっても私の名刺は本格的に活動を始めた頃に作成したものなのでそろそろ作り直してもいい頃合いなんですが(^^;)
ですが、私自身この名刺をとても気に入っているため、当分は使い続けるつもりです。

ということで、今回私が名刺をデザインする時に意識したことなどを綴りますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

名刺に入れる内容


  • 名前(ペンネーム)
  • 屋号
  • 肩書き
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • SNSのアカウント

最低でも以上の内容は記載することをお勧めします。

○名前(ペンネーム)

私はyuca spinnerというペンネームで活動していますが、この名刺では本名を記載し、ペンネームを入れ忘れてしまっています(笑)
しかし、本名を入れることはとても大切なことだと思っています。
なぜなら、信用問題に関わるからです。

名刺とはお仕事関係の方にお渡しするものなので、そこからお仕事が入ってくる可能性が十分にあります。ですが、名前も知らない人に仕事を依頼するのは少し勇気がいりませんか?
なので、ペンネームで活動されている方もできる限り本名は入れておいた方がいいのでは・・・と個人的には思っています。

もちろん、名前も大切な個人情報なのでペンネームだけで活動したいという方もいらっしゃると思います。そういった方は無理に本名を晒す必要性はないですが、イラストレーターとして活動を始めたばかりの方においては「信用」を意識して作っていくと良いと思います。

私のように本名や電話番号を入れている場合は、誰にでも名刺を配るのではなく、信用できそうな人に絞って名刺をお渡ししていくと良いでしょう。

○屋号

屋号をお持ちの方(開業届を出している方)は屋号も記載しておくといいでしょう。
私は名刺の裏面に記載しています。

○電話番号

メールアドレスやSNSで連絡が取り合える時代ですが、電話番号も本名と同様で、私は相手に信用してもらいたいという気持ちの表しとして記載しています。
(※もちろん急ぎの依頼などは電話連絡をしたいというクライアント様もいらっしゃるので、そういった時のためでもあります。)
ただ、電話番号を初対面の人に渡すのはリスクも付き物ですので、必ずしも入れる必要はないと思います。

○肩書き

「これから活動を始めるぞ〜!」という方、肩書きに悩んでいませんか?
「まだ大した仕事もしたことないのに、勝手に名乗っていいのかな・・・」と考えてしまいますよね。実は私もそうでした。
しかし、仕事をもらうには勝手でも何でも名乗るしかありません。これから肩書き通りの人になっていけばいいだけの話なのです。
なので、ここは堂々と肩書きを入れてしまいましょう!
図々しくなんてありませんよ。安心してくださいね。

○メールアドレス

私の経験上、お仕事の依頼はほぼ99%くらいの確率でメールからきます。
なので、メールアドレスは必ず入れておきましょう。
メールアドレスはできれば仕事用とわかるようなアドレスだと良いです◎(例)penname-illust@~~~.com
まだ仕事用のメールアドレスを持っていない方は名刺を作る前に作っておきましょう。
ちなみに私はgmailのメールアドレスを使っています。参考までに。

○SNSのアカウント

今はSNSが名刺代わりになってくれて、SNSから仕事に繋がることも多い時代です。
名刺だけでは分からないあなたの情報をSNSが補填する役割になってくれますので、アカウントは必ず入れておきましょう。
手軽にアカウントに誘導したい場合はQRコードを入れても良いですね。ネットで検索すると簡単にQRコードが作れますよ。
また、SNSアカウントもできるだけ育てておきましょう。

写真やイラストは入れるべき?

肩書きにもよりますが、「入れる」ことをお勧めします。
私のようなイラストレーターはイラストを入れておくことでどんな絵を描く人かが一目でわかります。
漫画家なら自己紹介のちょっとした漫画を入れたり、フォトグラファーなら写真を入れたり。

私はこの名刺を作ったとき、デザインの仕事も受けたいと思っていたのでデザイン面をかなり重視して作っているのですが、デザイナーではなくイラストレーターのみの肩書きだけで名刺を作るなら、イラストは得意なガールズイラストでも良かったかなーと今になっては思います。

こういった反省点も参考にしていただけると嬉しいです。

私のこだわりポイント

上記でも述べたように、私はデザインの仕事もしたいという気持ちでこの名刺を作りました。
なので、名刺全体で自分の出したいイメージ(雰囲気)や、自分がどんなデザインができるか伝えられることを意識して作っています。

私のキャッチコピーは
【緩やかな優しい線で描くポップでヘルシーなイラスト】

このキャッチコピーや肩書きに合わせて、デザイン面のこだわったポイントをいくつかお伝えします。

○フォント・文字色

優しい印象を出すために少し丸みを帯びたフォントを使用。
文字色もパキッとしたブラックではなく、グレーを使用することで柔らかい印象にしています。
また、おしゃれな印象にしたかったので文字は全て英語で表記。可視化を重視するなら日本語表記をお勧めします。


○紙質

紙質にはかなりこだわりました。優しい手触りの少しざらっとした厚みのある上質な紙にしました。

これは見落としがちな所ですが、印刷物の印象は紙質でかなり左右されます。印刷の仕上がりはもちろんですが、触感でも「つるつる」「ざらり」「サラサラ」、そして紙の厚みも「ペラペラで薄い」「しっかりと厚みがある」ではかなり印象が変わってきますよね。

名刺はできるだけ安く仕上げたい。という理由からデザインだけこだわって紙質をこだわらない方も多いですが、紙質は見た目だけでなく+触り心地でも相手に印象を与えてくれます。
なので、私は紙質だけはこだわって選ぶことをお勧めします。

○加工

・紙の四隅は角丸にすることで優しい印象に。
・文字の加工は活版印刷を取り入れています。これは私自身がとても活版印刷が好きだったので、デザインを依頼してくださる方向けに「こういった加工もできますよ」と伝えたかったためです。
(活版印刷とは、凸の版を使い圧をかけて紙にインクを転写するハンコやスタンプのような原始的な印刷方法のこと)
・最後に、実はこの名刺は合紙といって2枚の紙を張り合わせて作っています。なので表は白の紙で裏面は黄色です。私のイラストはポップな色使いが多いので、よく使用する黄色を裏面に取り入れました。また、黄色はポップの代表色のような色ですよね。表と裏で色を変えることでキャッチコピーである「ヘルシーポップ」を叶えました。

最後に・・・

以上が私が自分の名刺をデザインするときに意識したことです。

名刺はあなたを覚えてもらう大事なツールです。
小さな紙ですが、伝えたい内容によってこれだけ意識する部分があるということが分かったのではないでしょうか。
ちょっとしたことでも意識しデザインしていくことによって統一感が変わってきます。
あくまでもこれは「私はここを意識したよ」という紹介ですので、より良い名刺を作りたい方は参考にしていただけたらなと思います^^

「もっとこれが知りたい」などご要望があればコメントお願いします*


最後までお読みいただきありがとうございました!

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